Ozone 3K

最近デバイスの整理をしてますが前ブログで記事化していなかったものがそこそこ出てきたので記事にしてみました。スペインのメーカーOzoneRadon 3Kです、上位版の5Kは表面のラバーコーティングが加水分解を起こしてしまいましたが何故か下位版の3Kではその兆候が見られません。もしかしたらガラスコーティング処理で化学変化が起こりにくい状態で保存されてたのでしょう?
上位版との違いはセンサーですがどちらもあまり評判のよろしくないフィリップスセンサーです。

  • Ozone Radon 3K: Philips PLN 2030
  • Ozone Radon 5K: Philips PLN 2032
こんな感じだったかな?

このメーカーはなんとなく製品に統一感がないような?パッケージも年代ごとにかなり変化します、ちなみにこの3K5Kも公式サイトのラインアップからは消えてます。

 アクリル製のパッケージです。このメーカーの最近の製品は厚紙タイプのお洒落なパッケージになってますね。

  • Professional gaming laser sensor Philips PLN 2030
  • 8 buttons (7 programmable)
  • Adjustable resolution from 100 to 3200 dpi
  • Accurate and predictable motion reporting up to 2.25m/s
  • Macro and Script functions
  • USB full speed
  • USB report rate with 4 selectable levels (1000 Hz Max.)
  • Hardware data saving technology
  • Included Software for personal configuration (Windows only)
  • Adjustable weight (includes 5x 4.5g weights).
  • Dimensions: 122.43 x 70.64 x 43.7 mm (length x width x height)
  • Weight: 135 +/5 g (with cable and weights)
  • Cable length: 1.5 m
  • Power consumption: <100 mA
諸元はこんな感じ。

左が上位版の5Kで右が今回紹介する3Kです。パッケージは共通でソフトウェアも同じようです。ソフトウェアは常駐タイプでは無く起動させて設定変更したらオンボードメモリーに記憶させるタイプだったかな?外見は同じでロゴカラーとホイールのカラーが異なるだけかな?

 パッケージから取り出すのがめんどくさいタイプの収納。

 簡易なマニュアルとソフトウェアCDです。言語は英語のみですね。大陸製造と記載がありますが何故か販売元が台湾表記。

ケーブルはやや細身のメッシュタイプですがかなり硬め。取り回しは良くないです。このマウスの特徴でもある底面のケーブル排出機能がもったいない...USBプラグは金メッキ仕様となってます。

 マウスデザインはオリジナルかな?丸っこい形状でホールド感は悪くないけど好みは分かれそう。小ぶりに見えるけど意外に大きい。

青いLEDはプロファイル表示で左側の赤いLEDがDPI値に対応してます。DPI値の増減で
LEDの発光も連動して増減するタイプ。この手の機能は現在の設定値の把握が容易でいいですね 。

先端は直角になってます。この画像だとケーブル接続部が怪しく見えますが底面画像でその辺の意味が解ります。トップ面は濃厚なラバーコーティング処理となってます。2010年頃の製品なので7年落ちですが劣化は無いようです。

 サイド面にはラバー製?の滑り止めシートみたいのが埋め込まれてます。サイドボタンは2つで標準的。ソフトウェアで割り付け変更は可能です。

右側に向けて緩い傾斜があります、右利き専用ですね。小指がサイド面に添うように溝があります。

 剛性や工作精度は良好ですがマウスとしての評価はあまりよろしくないようですね。海外のレビューでもあまり褒めてる記事は有りませんでした。底面の錘やケーブル排出機能などからドイツメーカー的な要素が感じられます。ラテンメーカーらしからぬマウスかなぁ?

 最近のOzone製品はシンメトリー系の形状が多いのでこの手のマウスは同社製としてはレアになるのか?ラインアップから消えてるということは黒歴史なのか?

 サイド面のラバー素材。凸ではなく凹タイプの表面処理となってるので滑り止め効果は弱めかな。

 トップ面です。

 光る要素ですが実用的な発光なのでまぁ役には立つ。

 底面です。このように多方向からケーブルを排出することができます。便利そうな機能ですがこの辺の評価はどうなんでしょう?ただケーブルを取り出してはめ込むのはちょっと力が要ります。何度も変更すると基版との接続部に負担がかかりそうです。

折角なので位置を変えてみます。

 こんな感じになります。これを見ると今は亡きフランスのNova Gaming製のマウスを思い出します。余談ですがついにNova Gamingのサイトが消滅してしまいました...

錘の脱着です。この手の機能は国内ではあまり人気が無いですね、国内では軽いマウスの方が好まれてるような気がしますが個人的には少し重い方が好きです。なのでこういう機能は大好きです。

しっかりした工作の錘パーツです。

サイズと形状の比較ですTyonと並べてみました。意外に大きいのが解りますね。

ラテン系とゲルマン系ww

 ソフトウェアは簡易な感じですが、お世辞にも操作性は良いとは言えない...これもなんとなくドイツ系?

まぁいじるとしたらここかなぁ?

ポーリングレートは最大で1000Hzとなってます。




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